競合他社のマーケティング、Web広告や強化している訴求内容の把握は
リスティング広告やディスプレイ広告、SNSはじめとするWeb広告運用の戦略立案に大きなヒントとなる情報ですが、競合分析の重要性は理解していても、データの収集や調査方法が分からないという方は多いと思います。
そこで今回は、競合の出稿状況の調べ方や、広告掲載結果を比較・分析する方法などについて詳しく解説していきます。
目次
キーワード分析
①Googleトレンド
Googleトレンドとは、Google社が提供しているキーワードの検索回数の推移が分かるツールのことです。アカウントを登録せずに無料で利用でき、参照データはリアルタイムであるため、最新の検索動向が分かることが特徴です。過去1時間を始め、最大過去5年間、または2004年から現在までといった、幅広い期間におけるキーワードの検索推移を閲覧することが可能です。
メールアドレスを登録し、急上昇ワードやチェックしたいキーワード・トピックを指定することで、それらの動向などを、メールで知らせてくれます。このように、Googleトレンドは市場の需要を調べるのに非常に便利なツールです。
急上昇キーワード
急上昇キーワードは、毎日の検索トレンドとリアルタイムの検索トレンドを、それぞれ国別で指定して見られる機能です。
毎日の検索トレンドは日ごとの急上昇ワードと、その関連記事を確認でき、もう一方のリアルタイムの検索トレンドは、現在から24時間以内に、検索数が急に増加したキーワードの推移を確認できます。
使い方としては下記の通りです。ホーム画面で左上メニューアイコンをクリックし
「急上昇ワード」を選択します。
調査する(調べる)
「調べる」は、キーワードの検索数の推移を確認する機能です。最大5つのキーワードの推移を、同時に折れ線グラフで表示して見比べる機能もあります。使い方としては下記の通りです。
ホーム画面で左上メニューアイコンをクリックし、「調べる」を選択します。
②Googlekeywordプランナー
SEOやリスティング広告を用いた施策をしている場合、キーワードの月間検索ボリュームを調べる
関連キーワードの検索を行うなどして検索ワードを定め、コンテンツを作成したり。
リスティング広告のキーワード設定や、マッチタイプの選定などに活用できるのが「キーワードプランナー」です。
Google広告のアカウントがあればどなたでも無料で使用可能です。
管理画面の『ツールと設定』をクリックすると『プランニング』の項目にキーワードプランナーという項目が表示されます。こちらから使用可能です。
大きく2項目から簡単に調べることが可能なのでまずは管理画面をいじってみましょう。
新しいキーワードを見つける
新しいキーワードでは、調べたいキーワードから検索ボリュームを調べたり
ウェブサイトから開始では対象のURLからサイトに関連のあるキーワードを自動で調べてくれます。
今回は試しに『健康食品』で検索をしてみます。
対象のキーワードに関連するキーワードの検束量が一覧で表示されます。
また推定クリック単価(CPC)も合わせて確認ができるため、リスティング広告を始める際の参考データとしてよく利用されています。
ちなみに、画面の右上の「キーワード候補をダウンロード」をクリックして、関連キーワードの一覧をCSVファイルで確認することもできます。
検索ボリュームと予測データを確認する
コチラも同様に検索ボリューム、クリック単価(CPC)など指標を調べることができます。
違う点としては、対象のキーワードに対する検索データのみになります。
調べたいキーワードが明確にある場合は、余計なキーワードは表示されず使いやすく
非常に参考になる機能ですので是非使用してみてください。
③keywordmap
Keywordmapは、Googleが評価するコンテンツ要素が一目でわかるキーワードマーケティングツールです。コンテンツ向きのキーワードの抽出から自社・競合サイトの分析、どんなコンテンツを作成すれば掲載順位が上昇しやすくなるかなどを、一度に分析することが可能です。また、SEO初心者の方にも使いやすく、わかりやすい操作性が特長で、難しい設定や知識などがなくても簡単にコンテンツの作成に必要な要素を抽出することができます。
株式会社CINCが提供しているキーワードマップは有料ツールではありますが
活用目的が明確にありSEO、コンテンツマーケティングを実施する企業にとってはありがたいツールです。
Keywordmapでできること
①自社サイト・競合サイトのSEO調査分析
∟自社・競合の流入キーワードや順位比較が可能です。
②コンテンツの設計支援
∟集客につながるコンテンツ設計に必要な要素を定量的に抽出します。
③Web広告の調査分析
∟リスティング広告やディスプレイ広告のキーワード・クリエイティブ・LPが調査分析できます。
④ユーザーニーズの可視化
∟検索ワードの背景にあるユーザーの悩みや興味関心などを視覚的に理解できます。
7日間の無料トライアルも実施しているのでまずは使用してみるのがおすすめです。